「道筋」腰掛け転職術12 計画的なESの誇張

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前回は業界下位企業を受けるべし、という話を書いた。
常に人材を吸い上げられ、人が抜けるので面接まで辿り着ける可能性が高いからだ。
今回はその面接に辿り着くまでのES作成の手順を記載する。

基本的な考えとしては、自分の方向性と企業の方向性が、「惹かれ合う運命のように」マッチしたと思わせる事だ。
これは僅か数年の出来事である、後悔が残る薄っすい仕事人生 に限った話ではない。
自分の生い立ちに、その業界や職種で働きたい理由があるなら、そこからイメージをさせる内容を書くべしである。
この図を見て欲しい。

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これは銀のアンカーという就活漫画に出てくる図であるが、左に自分の人生、右に企業の思想が載っていて、対になるような図式となっている。
新卒に関しての図であるが、基本的な考え方はとても参考になる。
面接に行く事が目的のESなら、相手の企業の軸に合わせるのが作りやすい。
これまでの調査で、少なくても業界的にはどっちを向いて仕事をしているか、方向性ぐらいは朧げに読めるだろう。
前回書いたの芝浦工業大学であれば、「国際化に力を入れたように政府に見せて補助金が欲しい」が正解だ。

ただ「私も補助金が欲しいです」と素直に書くわけにはいかない。
そもそも浅ましい相手に、それを指摘しても怒るだけである。書類を捲ってるオッサンに「これだからゆとりは……」とクソみたいな嘆きを入れられるだけだ。
そんな書類を書くのは時間の無駄だ。

ここで大事なのは、大分誇張しても相手の利益を獲得する人材だと見せる事である。

例えば芝浦工大なら、多分内部でこんな事を飲み屋で話しているだろう。
A 「やっべ、お上が国際化始めてるとか言い出したよ、馬鹿やなぁ~」B 「そもそもそんな学校じゃないし」
C 「やっぱ補助金は欲しいからね」
A 「楽天みたいに、社内公用語になったらウザいよね~」
B 「正直今から勉強しろって言われても無理だし、外部から取ってくるか」
C 「ちょうど補助金も入るし、上も説得しやすいでしょう」

リクルートみたいな上を目指すタイプの企業じゃない限り、社会人なんてこんなモンだろう。

こんな想像を働かせて、こんな内容を書いた。
①(志望理由)元々人の可能性を伸ばしたいと思い、技術で可能性を引き出せる化学のBtoBの企業に入社した。
しかし技術的な課題よりも英語の壁に阻まれ前に進めない企業もあると感じ、
これを解決するために働きたいと感えて転職を始めた。
②(業務内容)英語での営業業務の実績あり
③(業務内容)業務とは関係ない英文契約書の翻訳などを任された
④(自己PR)自分に足りない部分を補って、英語業務も受験生のように勉強して乗り越えてきた

こんな形で書面を作成した。

解説すると、①は芝浦工大のやろうとしている業務に対して、「運命のように」マッチする人材を演出した。
ちなみに内容はかなり誇張がある。
②「運命のように」マッチする業務実績あり。
③、④ 社内人材じゃ教育も出来ない分野でも、自分で勝手に学びますという「都合の良い」人材アピール。

こうして企業イメージに「運命のように」マッチする人材アピールが手っ取り早い。
この方向性が合ってれば、通る可能性も高くなるので下位企業をリトマス紙にしてテストしよう。

ちなみに上に「誇張」の表記があるが、「嘘」ではない。
次回はついてはいけない「嘘」と、話して良いい「誇張」について記載する。

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